こんにちは
関東地方が梅雨入りしたかと思えば、沖縄ではもう梅雨明けとか
小さな島国の中で、多彩な季節が展開しているかと思うと、
なんだか不思議な感じがします
例年通りだと、大分の梅雨明けはまだ先になりそうですね。
毎年のことながら、連日雨が降り続くこの時期、
洗濯物がたまってたまって・・・
北海道に住んでいる友人から、「北海道は梅雨がない」という話を聞いて、
かなーり驚いた記憶があります
その分、冬は積雪で大変みたいなので、
寒さが苦手な私は、九州生まれで良かったかな、と思ったり
ウォーターサーバーお手入れ術 ①
前回お知らせしましたが、今回より数回にわたって、
ウォーターサーバーご使用の際に実施していただきたい、
お掃除・お手入れ方法をご紹介していきます
ジメジメするこれからの季節、適切なお手入れでカビの繁殖を防ぎましょう
◆蛇口周りのお手入れ
ウォーターサーバー各所の中で、
いっっちばんカビが繁殖してしまうのが、
ズバリ
「蛇口周り」です
下から覗きこまないと、なかなか目にすることのない場所ですが、
実はすっごいことになっていたりします
百聞は一見にしかず、ということで、
まずはメンテナンスが全て終わり、
皆様のお宅へお届けする前の状態の
サーバーの蛇口がこちら↓

(若干ピンボケしていてスミマセン・・・

)
蛇口はすべて
新品のものに付け替えて、出荷しています。
しっかりと
抗菌処理されているので、安心してお使いいただけます
で
ここからが重要です。
次の画像2つは、
1年間お客様のお宅で使用されて戻ってきた、
メンテナンス“前”の状態の蛇口です。

あまり見ていて気持ちがいいものではないので、画像は小さくしていますが、
使用前のものと比べれば、一目瞭然かと思います。
蛇口部分が赤くなっているのが
「赤カビ」で、
黒い物体が付着しているのが
「黒カビ」です。
蛇口部分には常に水気があるため、カビの繁殖地になり得ます
(身近なところで言えば、浴室のカビ発生と同じ現象です)
また、カビの繁殖スピードが上がる原因になるのが、
お水を注いだ時の
「はね返り汚れ」
コーヒーやお茶などを淹れた時、意外と中の液体がはね返って、
蛇口部分の裏側(下側)に付着してしまいます。
これをそのままにしてしまうと、気付けば画像のような黒カビが・・・
たまに「お水を出したら黒い物体が蛇口から出てきた」というご連絡をいただきますが、
ほとんどが、蛇口に付着したカビが水の勢いで剥がれ落ち、
サーバーから出てきたと勘違いしてしまった、というケースです。
ちなみに、これはアクアクララに限った話ではなく、
全てのウォーターサーバーで起こりうる現象です。
これまでの話の流れだと、ウォーターサーバーの利用を考え直そうという方も、
いらっしゃるかもしれません。
ただ、このカビ問題は、
日々のお手入れで簡単に撃退できるんです
まずは、
蛇口周りの汚れの拭き取りを行います。
清潔なふきんや、
キッチンペーパーなどで、はね返り汚れをしっかり落とします。
この時、
正面のパネル部分や、
蛇口のレバー・注ぎ口だけでなく、
見落としがちな
蛇口の裏側(下側)も、しっかりと確認してください。
拭く時は、水に濡らしたふきんでも大丈夫ですが、
お持ちであれば、食器などに使えるタイプのアルコールスプレーを吹き付けて、
汚れを拭き取っても効果的です。
続いては、
蛇口の注ぎ口の“内部”のお掃除です。
サーバーの構造上、蛇口部分には常に水が溜まっている状態となっています。
これをそのままにしてしまうと、画像のような赤カビが繁殖してしまいます。
対策としては、カビが繁殖する前に落としてしまう
注ぎ口が細いので、
綿棒を使います。
綿棒の綿の部分を注ぎ口に差し込み、ゴシゴシと
内部の壁に沿ってこすっていきます。
奥の方まで綿棒を差し込んだり、こする力を入れすぎたりすると、
綿棒が折れて、蛇口の中から取れなくなったりする危険がありますので、
様子を見ながら、適度な力加減でお願いします。
こまめにお手入れすることで、カビの繁殖はぐんと抑えられます
最後に、
水受け皿のお掃除も忘れずに
水受け皿は取り外すことができるので、上に持ち上げるようにして外し、
そのまま
スポンジなどで水洗いしてください。
水をこぼしたりしないから大丈夫、と思っていても、
生活空間に置いているだけで、案外、中に埃が溜まっていたりします。
衛生的に保つためにも、定期的にチェックをお願いします。
以上3点が、蛇口周りのお手入れの大きなポイントです。
毎日お手入れしていただくのが理想的ではありますが、
忙しくてなかなか難しいという方は、曜日を決めたりして、
週1回は必ずチェックする癖をつけるといいかもしれません。
ちなみに、私は毎週2回、燃えるゴミの日に合わせて、
一緒にサーバーのお手入れもしています。
最初の頃こそ忘れがちでしたが、今ではゴミをまとめる流れの中で、
自然とサーバーのお掃除もするようになりました。
必ずしないといけない行動と合わせて実行する方法もオススメです。
まずは今日、ご自宅や会社でお使いのウォーターサーバーを見てみてください。
蛇口が見づらいという方は、
鏡を利用して裏側を見るという手もあります
次回は、ウォーターサーバーの別の部分のお手入れについて、
ご案内したいと思います